とりあえず、やってみた

物を減らして、シンプルに生活したい。必要なものは、意外と少ないのかもしれない。

出産当日のこと 2009年11月27日〜11月28日 その1

早いもので、出産してから2ヶ月以上経ってしまった。
そろそろ、出産のことをまとめておかないと、忘れそう。

と言う訳で、まずは出産当日のこと。

ここのブログにも書いたけれど、11月27日は39週の健診だった。
午前中に健診に行くと、「まだだねぇ。また来週来てね」と、帰される。
私の希望は、健診に行った時に「あ、もうすぐ生まれそう。入院しましょう!」
って言われること。
だって、陣痛が来ているときに、タクシー呼んだりするのは大変そうだから。
臨月に入ってからは、いつ先生が「入院しましょう!」って言ってくれるかと
毎回、期待して行くのだが、そう簡単に赤ちゃんは生まれない。

この日も「あ〜、まだなんだ。」と思いながら、電車で帰る。
家に着くと、まだ昼前。散歩がてら、隣の駅のパン屋さんまで行って
ランチをしようと思いながら、テレビを見ていた。
11月27日は、松下幸之助さんの誕生日だそうだ。
「今日生まれれば、松下さんと同じ誕生日なのね〜」
なんて思いながら、うとうとしていたら。。。
1時間も寝てしまった。
その昼寝の合間に、2回くらい、お腹がいたかったような気がした。
出かける準備をしていたら、もう2時半くらいになっていたので、
隣の駅に行くのはやめて、近所のカフェに行くことにした。
準備をしながらも、時々お腹が痛む。
「う〜ん、まさか陣痛?でも、さっき診てもらったばっかりだし、、、」
とりあえず、カフェに向かい、ランチを食べる。
ランチ中も下腹が痛む。でも、規則的ではないのだ。
「15分間隔になったら、電話してって言われてるけど、
15分と10分が混ざってるな〜。これって陣痛?」

家に帰っても、15分間隔と10分間隔が混ざっている痛みが続く。
まだ耐えられる感じだったから、午後5時くらいまで我慢していた。
念のため病院に電話してみると、
「今日は7時まで診察してるから、一度来てみたら?」とのこと。
義父に車を出してもらい、ピコと3人で病院に向かう。

内診→子宮口3センチ。
看護師長さんは「もう入院したら?」って言ってくれたけど、
先生が「う〜ん、まだまだ。一度家に帰ったほうが、良い陣痛がつくかもよ」
と言って、そのまま家に帰ることに。
この頃は、結構痛みが強くなっていた。でも、まだ耐えられる感じ。

ちょうど夕飯時だったので、義父の家のそばで外食することに。
ダンナも義母も帰ってくる時間だったので、みんなで夕食。
店に入ったときは、完全に10分間隔だったと思う。
結構痛いので、食欲もあまりなかったが、ここで食べないと力が出ない!
と思い「とろろご飯」を注文する。
この店、洋食屋さんなのに、なぜか「とろろご飯」がメニューにあって、
ちょっと笑ってしまった。
とろろご飯を流し込み、夕食終了。

自宅に帰ると、午後9時過ぎ。
10分間隔を切っているけど、たまに10分のこともある。
「なんでこんなにバラバラなの〜。やっぱり本当の陣痛じゃないのかな〜。」
そして、トイレに行くと、なんだか破水している気配。
ピコのときもチョロチョロっとした破水だったから、なんとなくわかる。
そろそろ痛みにも耐えられなくなってきたので、病院に電話する。
「間隔はバラバラなんですけど、破水したかもしれないので行っていいですか?」

義父にもう一度車を出してもらい、病院に着いたのは、午後10時ちょっと前だった。