片付けの遺伝子 1
実は、実母は「片づけられない女」です。
戦中生まれなので、
「もったいない」が口癖。
不要なものでも、とりあえず取っておく。
結果、何でもため込んでしまいます。
子供が一緒に住んでいる時は、
まだ歯止めかかっていたのですが、
父と二人暮らしになると、
物が溢れかえった家になってしまいました。
いわゆる、「ゴミ屋敷」ってやつですね。
そうなると、子供たちは実家に寄り付かなくなる。
物があり過ぎて、今にも崩れ落ちそうだし、
掃除も行き届いていないですから、
孫も連れて行く気になれないのです。
しかし、数年前、実家を建て直し、
弟夫婦と住むことになったので、
そのゴミ屋敷ともおサラバ。
の、はずだったのですが。。。
まず、ゴミ屋敷から新築の家に
何を持っていくかで大モメ。
私たち、子供からみると、
ゴミ屋敷にあるものは、ほぼ不用品です。
だから、これを機会に使っていないものは捨てよう!
と母に提案しました。
でも、母にはそれができない。
ゴミ屋敷にあるものを、
全て新築の家に持って行く。と言うのです。
家が倍の広さになるわけではありません。
そんなにたくさんの荷物を運べるわけないんです。
それで、どうしたかといいますと、、、
続きます。