とりあえず、やってみた

物を減らして、シンプルに生活したい。必要なものは、意外と少ないのかもしれない。

出産当日のこと 2009年11月27日〜11月28日 その2

病院に着いて、調べてもらうと、やっぱり破水していた。
子宮口は5センチ。
ピコのとき、子宮口5センチから時間がかかったから、
今回も生まれるのは明け方かな?と思った。
一緒にいたダンナも、朝まで付き添いだ〜、眠らないようにしよう。
と思ったらしい。(ピコのときに寝てしまい、後から私が文句を言ったので。)

時を同じくして陣痛室にいる妊婦さんがいたので、私は最初から分娩室に運ばれた。
そこでしばらくモニターをつけて、陣痛をやり過ごしていた。
1時間くらい経ったとき、ちょうど助産師さんの交代時間になり、
次の助産師、Tさんがやってきた。
「内診しますね〜。あら、もう7センチくらい!どうしようか〜」
どうしよう、って7センチでも、まだまだでしょ?
ピコのときは7センチから4、5時間かかったもの。
と、思っていたら、助産師さんたちの動きが、にわかに慌しくなった。
「もういつ生まれてもいい感じだね。バースプランどおり、ふわーっと産みましょうか」
と言われ、こちらが焦る。え、もう生まれるんですか?

ピコの出産のとき、分娩台で足を開いているのが、ものすごく辛かったので、
今回は横向きの出産を希望していた。
でも、Tさんと話をした結果、横向きより仰向けの方が早く産めるということになり、
そのまま仰向けで産むことにした。

「いきまなくても自然に出てくるから大丈夫よ〜」
お、Tさんは自然に出産したい私の気持ちがわかるんだ!
そうそう、本で読んだとおり、自然に出てくるのを待とう。
ゆっくり、ゆっくり、ふわーっと。
そうすれば赤ちゃんも苦しくないし、自分も傷ができないから痛くない!
がんばれ、がんばれ、わたし。

と、思ったのもつかの間。やっぱり陣痛の痛みは、普段感じる痛さとは違う。
出てくるのを待っていたら、少し時間がかかるのかな〜。
う〜、辛い。。。
「でも、いきみたかったら、いきんでもいいのよ〜」
私の心の中が読めるのか、Tさんは、そう言った。
「やっぱり、いきみます!」と言って、次の陣痛の波からいきみ始める。

正確な回数は覚えていないけれど、6回くらいいきんだら、、、

生まれました!

11月28日 午前0時20分。
陣痛10分間隔になってから、6時間半。
病院に着いてから、2時間半。

やはり経産婦は進みが早いです。