とりあえず、やってみた

物を減らして、シンプルに生活したい。必要なものは、意外と少ないのかもしれない。

大人の道徳教室

先日、子供の小学校で講演会がありました。
「大人の道徳教室」ということで、
道徳の先生をお招きしての、親への講演でした。

こちらの先生、御年80歳。
でも、とてもお元気で、
日々、道徳教育の普及のために
全国を飛び回っておられるそうです。

で、下記、私のつたないまとめです。


先生の言葉の中で、心に残ったこと3つ。

1.小さな嘘、小さな真(まこと)を見逃さない。
2.子供の心の表出(ひょうしゅつ)を待つ。
3.ゆとりは自分で生む。

実は、我が家の下の子がウソをよくつくようになったんですね〜。
たいしたウソではないのですが、、、
トイレに行ってないのに、「行った」とか、
歯磨きしてないのに、「磨いた」とか。

でも、近頃、それ以上のウソもつきはじめたので、
どうしたものか、、、と悩んでいたところでした。

先生のお話によると、その時、叱るかどうかは別にして
その小さなウソを見逃してはいけない。とのことでした。
小さなウソを重ねるうちに、それをごまかすために
大きなウソをつくようになる。
まさに、「うそつきは泥棒の始まり」なんでしょうね。

さて、わが子のこの小さなウソの原因は、
私自身が子供と向き合っている時間が少ないためだろう。
と、薄々感じていました。
5分だけでもいいから(byマッチ)、子供の話を聞く時間を持てれば、
状況が変わるような気はしていたのですが、、、
「忙しくて、時間ないしな〜。」とスルーしてきたのです。

で、先生が「ゆとりは自分で生む」とおっしゃられたので、
ギクッとしました。
あぁ、逃げてちゃだめなのね。。。
時間の使い方を見直して、5分を作り出そうと、誓いました。

そうしたゆとりが、「子供の心の表出を待つ」余裕につながるのでしょうね。

何かにつけて、せわしなく生活していて、
子供に、「早くしなさい」とか、「で、どうしたいの?」なんて、
言葉をかけがちでした。

子供なりに時間をかけて、自分の言葉を探しているだけなのに、
自分の都合で、話の腰を折っていたんですねぇ。。。

あ、それから、こんな言葉も心にのこりました。
「大人には子供の経験がある。子供には大人の経験がない。」

そりゃ、そうだ。と、思いますが、
大人社会に生きていると、
子供を大人と同等に扱おうとしてしまうことが多々あります。

でも、子供は大人になったことがないんだから、
同じにできるわけないんですよね〜。

考えれば当たり前のことですが、
なかなか実行できないものですね。

気づきがたくさんあった講演会でした。(無料!)