とりあえず、やってみた

物を減らして、シンプルに生活したい。必要なものは、意外と少ないのかもしれない。

出産当日のこと 2009年11月27日〜11月28日 その3

出産直後、思わず口にした言葉は
「もう、生まれたんですか!」だった。
本当に、あっという間に生まれたのでびっくりした。

びっくりした後、嬉しい気持ちがどんどん湧いてきた。
ピコのときは出産まで14時間かかって、分娩台で2時間半苦しんだので
とにかく「疲れた、、、」と言うのが感想だった。
でも、今回は全然疲れていないし、痛みも前よりは感じなかった。
産休に入ってから、出産に向けて養生したおかげだろうか?

すぐにカンガルーケアをさせてもらい、赤ちゃんはおっぱいを飲む。
ピコと同じ病院で産んだのに、分娩室の雰囲気が違う。
ピコの時は、医師、助産師、インターン、、、などなど
全部で6、7人が分娩室にいたのだが、
今回は助産師さんが2人、当直の医師1人。
しかも当直の先生は、生まれる直前にちょこっと来て、
生まれたら、すぐにいなくなってしまった。
何も問題のないお産なら、医療介入は必要ないんだ。と、つくづく思った。
部屋のあかりも暗くしてもらえて、落ち着いて出産ができた。
そう言えば、大葉ナナコさんも、同じようなことを書いていたな。
昼間は人手があるけど、かえって余計な医療介入をされてしまう。
今回みたいに、あっと言う間に生まれたり、人手が少ないと、
最低限の医療介入しかされない、と。

赤ちゃんの体をきれいにした後、分娩室で2時間過ごす。
ダンナと今回の出産について話す。
やっぱり、あっと言う間に生まれたことに彼も驚いていた。
体力を消耗していないせいか、赤ちゃんをじっくり観察できた。
かわいい。
本当にかわいい。
ついさっきまで、私のお腹に入っていたはずなのに、
もう、そこにいるのが当然のように、私の隣に寝ている。

ようこそ。
パパとママのところにきてくれて、ありがとう。